さて、2年振りの投稿である。
WOWSを一時期離れていたのだが、ひょんなことから復帰した次第である。
さて戻ってみるとシステムの変わっていること変わっていること。過去の記事もリニューアルが必要である。
また新艦も多くあり、勉強のためまずはTier10の駆逐艦の勝率のまとめを作った。
結論からいうと、どうやら艦の性能云々というより、中の人性能の方が重要なようだ。
記事の情報は2021年12月4日の情報です。画像©Wargaming社。
Tier10駆逐艦の勝率ランキング
勝率についてはWOWS Stats & Numbersを使用した。艦の勝率や与ダメなどが調べられるサイトである。
勝率は4つのサーバー(Asia, NA, RU, EU)の総戦闘数と勝率から、全サーバーの平均勝率を計算したものである。
一つのサーバーではなく、全サーバーの平均勝率であり、情報は2021年12月4日時点のものである。
まずは早速ランキングから行こう。
上位9隻
1位 ラグナー ヨーロッパ
1位 ヨーロッパ課金駆逐艦ラグナー。勝率58.88%。
2位 ドゥルイド イギリス
2位 イギリス課金駆逐艦ドゥルイド。56.45%。
3位 サマーズ アメリカ
3位 アメリカ課金駆逐艦サマーズ。55.27%。鋼鉄との交換艦だけにやはり強い。
4位 スモーランド ヨーロッパ
4位 ヨーロッパ課金駆逐艦スモーランド。勝率54.79%。
5位 ヴァンパイアII 英連邦
5位 英連邦駆逐ヴァンパイアII。勝率53.31%。
6位 クレベール フランス
6位 フランス駆逐クレベール。勝率52.52%。
7位 デアリング イギリス
7位 イギリス駆逐デアリング。勝率52.15%。
8位 疾風 日本
8位 日本課金駆逐艦 疾風。勝率51.90%
9位 ユエヤン パンアジア
9位 パンアジア駆逐ユエヤン。勝率51.43%。
下位9隻
10位 ハバロフスク ソ連
10位 ソ連駆逐 ハバロフスク。勝率51.83%。
11位 マルソー フランス
11位 フランス駆逐 マルソー。勝率51.03%。
12位 ハッランド ヨーロッパ
12位 ヨーロッパ駆逐 ハッランド。勝率50.56%。
13位 Z-52 ドイツ
13位 ドイツ駆逐 Z-52。勝率50.36%。
14位 エルビン ドイツ
14位 ドイツ駆逐 エルビン。勝率50.35%。
15位 グロゾヴォイ ソ連
15位 ソ連駆逐 グロゾヴォイ。勝率50.32%。
16位 春雲 日本
16位 日本駆逐 春雲。 勝率49.57%。
17位 島風 日本
17位 日本駆逐 島風。勝率48.95%。
18位 ギアリング アメリカ
18位 アメリカ駆逐 ギアリング。勝率49.11%。
という感じであった。
考察
ではどのような因子が勝率に影響を与えているのだろうか。
HE弾DPM
まずはHE弾DPMを見てみよう。HE弾のDPMは勝率に影響を与えそうな因子である。
イギリス駆逐のドゥルイドはAP弾しかもっていないので、AP弾の2200という単発ダメージに、同じイギリスツリー艦のデアリングのHE/AP弾のダメージ比(1700/2100)で比した数字を使った。
左から順に勝率が高い順で、縦軸がHE弾のDPMである。
ご覧のように特に、HE弾DPMが高ければ勝率が高い、というわけではない。どうやらHE弾のDPMは相関がなさそうである。
魚雷DPM
では魚雷DPMはどうか。これも影響を与えそうである。
島風はType93 mod. 3(12㎞射程の方)、ギアリングはMk16 mod. 1(10.5km射程の方)を使用して計算した。
左から順に勝率が高い順で、縦軸が魚雷のDPMである。
そもそもというか、勝率1位ラグナー2位ドゥルイドは魚雷を装備していない。魚雷DPMも勝率には関連がなさそうだ。
隠蔽
次は隠蔽を見てみよう。
隠蔽距離は、艦長スキルとアップグレード、迷彩込みの値で、特殊アップグレードは考慮に入れていない。
どうやら隠蔽も相関が無さそうといえる。
HP
ではHPはどうか。
HPが高い艦が、勝率が高いというわけではない。
総戦闘数
ふと、総戦闘数が影響を与えているのでは?ということが頭をよぎり、総戦闘数で見てみた。
表示は対数表示である。
これだ!総戦闘数が少ない艦の方が、勝率が高い傾向が見れる。
やはり、戦闘数が少ない=開発または乗れる人が上位の人に限られる、といったことを反映しているのであろう。つまり、
中の人の性能が重要
ということが言えそうである。
この結果を見る限り、疾風とエルビンは戦闘数が少ない割にあまり勝率が高くない。つまり、余り大したことないと言えそうである。
疾風。
エルビン。
逆にサマーズは戦闘数の割に勝率が高い。やはり鋼鉄と交換可能なだけあって、強いといえるのだろう。
サマーズ。
まとめ
つまり艦の性能云々より、中の人性能が重要である、ということが言えそうである。
まぁ、勝率も全期間の勝率で、性能調整が入ったりということが考慮できないので、考察の仕方ももう少し改良できるかもしれない。
今度はランク戦の勝率で見てみても良いかもしれない。
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