さて本日はアメリカTier8重巡洋艦「ボルチモア」を紹介。
個人的に気楽に扱えて、それでいて扱える戦略が広い重巡洋艦で気に入っている艦です。
記事の情報は2019年10月19日 画像ⓒWargaming社
ボルチモア 艦歴
ボルチモア級
はワシントン条約失効後に条約の制限を受けずに建造された重巡洋艦。排水量が14000トンを超え、排水量が増大した分は防御力は当時の巡洋艦でトップクラスにあった。ボルチモアの主砲は55口径8インチ3連装砲3基、排水量は9000トンの条約級巡洋艦から一気に14000トンを超えたが、速力は33knを維持した。1941年から製造開始し、1943年から45年にかけて完成した。
ボルチモア級のネームシップである
ボルチモア
は、1943年に配属される。1943年から1944年にかけて、南方諸島の上陸作戦や攻撃に参加し、マリアナ沖海戦にも参戦した後に一旦米国へ帰還する。1944年から1945年にかけてルソン島・台湾・沖縄・硫黄島島の攻撃に参加。8月15日に日本が降伏したのち、マジック・カーペット作戦に参加、帰還兵の輸送等を行っている。
ボルチモア スペック
さてWOWS内でのボルチモアのスペックや如何に
表 ボルチモア諸元表
名称 | 艦名 | Baltimore |
日本語表記 | ボルチモア | |
外装 | HP | 42,400 |
砲 | 口径 mm | 203 |
門数 | 3×3 | |
リロードs | 10 | |
砲塔回転速度°/s | 6 | |
射程km | 15.83 | |
最大散布界m | 132 | |
シグマ値 | n.a. | |
HE弾ダメージ | 2800 | |
HE発火率 | 14% | |
HE初速 m/s | 823 | |
AP弾 | 5000 | |
AP弾初速m/s | 762 | |
HE弾DPM | 1.51.E+05 | |
AP弾DPM | 2.70.E+05 | |
副砲 | 副砲口径mm | 127 |
副砲門数 | 6×2 | |
副砲射程km | 5 | |
副砲装填時間s | 6 | |
副砲発火率 | 5% | |
対空 | 対空/長距離 | 155×0.85/3.5-5.8 |
対空/中距離 | 423×0.85/1.5-3.5 | |
対空/短距離 | 355×0.81/0.1-1.5 | |
弾幕長距離 | 5 | |
弾幕中距離 | 9 | |
機動性 | 速度 kt | 32.5 |
旋回半径 m | 730 | |
転舵時間 s | 7.8 | |
隠蔽 | 隠蔽 km | 12.6 |
航空隠蔽 km | 7.25 |
ボルチモア 消耗品
スロットR:応急工作班
スロットT:水中聴音/対空防御砲火
スロットY:戦闘機/警戒レーダー
アメリカの巡洋艦はTier8から
警戒レーダー
を備えることができる。味方駆逐艦の偵察に頼ることなく、自艦でキャップ妨害ができるため便利な装備である。
ボルチモア 主砲
主砲は203mmを3連装3基の9門。
アメリカ重巡は跳弾角の優遇があり
- 通常 45°(確率跳弾)/30°(強制跳弾)
- 米重巡 30°(確率跳弾)/22.5°(強制跳弾)
と通常より弾かれにくい
特徴がある。
- HE弾DPMはTier8の13隻中8位
- AP弾のDPMはTier8の15隻中9位
と
平均よりやや下
の主砲DPMである。
ボルチモア 生存性
ボルチモアのHP42400は
- Tier8巡洋艦15隻中5位
- 平均より6.1%多い。
とやや優遇されているか。
ボルチモアの外板装甲は27mmで
口径386mm砲まで弾ける
ので頭に置いておこう。大体Tierトップになった時だけ活きるメリットですかね。
ボルチモア 機動性
ボルチモアの速力32.5knは
- Tier8では8位
- 平均よりやや下
といった数字である。Tier8の巡洋艦の水準的な値ですね。
ボルチモア 対空
ボルチモアの対空砲は同格の中で
- 長距離は同格2位
- 中距離は同格1位
- 近距離は同格4位
と相対的にかなり強い。
ボルチモア 魚雷
装備していません。
ボルチモア 隠蔽
ボルチモアの素の隠蔽値は12.6km。最良隠蔽値は9.90km。これも水準的な値ですね。
ボルチモア 感想
なんというかボルチモアは使っていて
ちょうど良い
船なんですね。
同格最強の船は個人的にクリーヴランドかな
なんて思ったりするんですけど、
「最強」っていうのは妙に心の負担になる
ですよね。強い強いっていわれているとなんだか勝たなければいけない気がして。
その点こいつは
- 主砲は過不足なし
- AP弾HE弾の切り替えが楽しい
- レーダー持ち
- 対空も強い
と気楽に扱えて、それでいて扱える戦略が広い
のが気に入っている点です。個人的にオススメですよ。
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