本日はバージョン0.7.12で追加されたTier3巡洋艦「チャールストン」について紹介。
工廠で15000石炭と交換可能な本艦。艦長の使い回しができるので、セントルイスごっこが気楽に出来るようになったのは朗報か。
さてチャールストンのスペックや如何に?
(記事の情報は2018年12月29日の情報です。画像Copy Right Wargaming社)
チャールストン 艦歴
セントルイス級装甲巡洋艦の3番艦である「チャールストン」
1904年に進水、1905年に就役。
100年以上前の巡洋艦
ということもあり機関は
レシプロ式蒸気エンジン
タイタニックにも出てくるあのバカでかい蒸気エンジンである。
いやー何世代前の内燃機関なんだろうか・・・
無制限潜水艦作戦を受け、アメリカも第一次世界大戦に参戦。
チャールストンは勇猛果敢に戦った・・・という記録はなく、
黙々と物資・兵士の輸送任務
をこなす。裏方さんの役目ですな。
ノーベル平和賞受賞者エリフ・ルート
チャールストンは1906年にアメリカの国務長官(外務大臣)で後にノーベル平和賞を受賞した「エリフ・ルート」の要人輸送任務に付いている。
※エリフ・ルートとは?
アメリカの国務長官。各国との紛争を調停するなどの功績が評価され、1912年にノーベル平和賞を受賞した人物。
アメリカは米西戦争の賠償として、ハワイ・フィリピンを手にした反面、アジアの一強であった日本との緊張が高まる事態となった。
エリフ・ルートは日本と「高平・ルート協定」を結び、満州の権益を認める代わりに、ハワイ・フィリピンの権益を確保。緊張関係を収めることに成功し、ノーベル平和賞を後に受賞した。
さて、エリフ・ルートの話はさておき、特段目立った活躍も無く、
ロンドン軍縮条約
を受けて、チャールストンは廃艦が決定。1923年に退役し、1930年に売却される。
1930年に売却後は
防波堤
として第二の人生を送る。
しかし驚くべきことに80年近くたった
現在も防波堤として現存
している(!)
“Charleston Kelsey Bay”で画像検索すると、今でもその姿を見ることができる。
上部構造物は取り去られ、船体も錆・穴だらけで
残骸
なのだが、100年以上前の軍艦が現存しているとは驚愕の事実といえよう。
セントルイス / チャールストン 比較
さて、姉妹艦のセントルイス(左)とチャールストン(右)を比較してみた。
名称 | 艦名 | St.Louis | Charleston |
日本語表記 | セントルイス | チャールストン | |
外装 | HP | 29500 | ← |
砲 | 口径 mm | 152 | ← |
門数 | 14×1 | ← | |
リロードs | 9 | ← | |
砲塔回転速度°/s | 8 | ← | |
射程km | 12.45 | ← | |
最大散布界m | 111 | 118 | |
シグマ値 | 1.8 | 1.8 | |
HE弾ダメージ | 2100 | ← | |
HE発火率 | 7% | ← | |
HE初速 m/s | 853 | ← | |
AP弾 | 3000 | ← | |
AP弾初速m/s | 853 | ← | |
副砲1 | 口径 mm | 76.2 | ← |
門数 | 18×1 | ← | |
射程km | 2.5 | ← | |
リロードs | 5 | ← | |
ダメージ | 1100 | ← | |
発火率 | 4% | ← | |
対空 | 対空/長距離 | – | – |
対空/中距離 | – | – | |
対空/短距離 | 10.4 | ← | |
機動性 | 速度 kt | 22 | ← |
旋回半径 m | 450 | ← | |
転舵時間 s | 6.4 | 8.5 | |
隠蔽 | 隠蔽 km | 10.98 | ← |
航空隠蔽 km | 6.33 | ← |
チャールストン消耗品
スロットR:応急工作班
チャールストン 一言でいうと・・・
セントルイスより転舵が 6.4 → 8.5 s
と遅く、
水平散布界が 111 → 118 m
と僅かに悪化。
した以外は、全てセントルイスと同じだ。
まぁそもそも課金艦とはこういうものだ、とか、お前どうせ19艦長引っ張ってくんだろう、とかいうことなのだろうが、もう少し長所があってほしいところでもある・・・
セントルイスがそもそも結構OP気味ってのはあるでしょうがね・・・
チャールストン 生存性
HP29500はTier3トップタイ。
というか、Tier4どころかTier5に入れても古鷹に続いて2位だったりする(笑)
チャールストン 主砲
セントルイスより精度が6.3%ほど悪化している他は同一。
かなり強いとされる。
チャールストン 機動性
22.0knotとかなり遅い。射程の関係からも、Tier4からのアウトレンジに気をつけよう。
舵の悪化は回避能力の悪化・・・ややマイナスだろうなー・・・
チャールストン 迷彩
タイプ6 ダズル迷彩がしっくりくるような気がする。
参照
https://en.wikipedia.org/wiki/USS_Charleston_(C-22)
https://en.wikipedia.org/wiki/Elihu_Root
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