筆者はWorld of Warshipsをプレイする前はWorld of Tanksをプレイしていた.
いわゆる「戦車組」だ.
Wargaming社が提供する両ゲームであるが,両方プレイして感じたことを書いてみようと思う.
(記事の情報は2018年11月19日の情報です.画像©Wargaming社)
私がWOTを引退したワケ
始めに言っておく.WOTは楽しめるゲームだ.
私は軽戦車で主にプレイしていたが,マップの知識が一通り頭に入っていくると(WOWSより地形把握が重要だ)勝率も上がってくる.
軽戦車といえ,援護射撃ができるようになれば勝率もあがる.
ゲームではあるが自分の成長を感じられるのは嬉しい.
しかしである.
wotは目が疲れる
そうこれ.エイムに要する集中力がWOTは大きな負担.
2時間程度のプレイでも日常生活に支障を感じるレベルであったのは事実.
ところがWOWSを試しにプレイしてみると
船の動きが良い意味で「ゆっくり」
ゆっくりした動きに慣れは必要だが,慣れれば「疲れない」ちょうどいい塩梅なのである.
この一件が引き金となり,私はwowsに移ることを決意したのである.
wowsは腱鞘炎にならない
地味なポイントだがこれ.
WOTはA/Dキーの左右操作をずっと押し続ける必要があり,指がいたい.
しかしwowsは舵は固定できるので,その心配がないのが嬉しいポイントだ.
World of Warships vs World of Tanks ゲームバランス
まぁwowsはwotの後釜なので改良を感じる部分は多い.
もちろんwowsは改良したから「もっと楽しめる」というわけではなく,楽しさという点では引き分け.
ではあるがここでは純粋にwows,wotを比較してみよう.
wows→攻めたほうが有利 wot→無理に出ない方が有利
wotは特に市街地戦で膠着する場面が多いと感じた.
それは両チームが防御しやすい場所に陣取り,
「無理に出ない方が有利」
という状況が発生するからだと思っている.
出ない方が有利→待つ→芋→仕方ないから出る→チュドーン・・・
このいわゆる攻守三倍の法則のジレンマに関してはwowsは大幅な改善が見られ,
「全数撃破」
に加え
「勝敗はポイント制」
という妙手をWargamingは考え出した.
結果wowsは攻めたほうが有利なので矛盾を感じることがないwowsだ.
wotは動かない良さ
wotは戦線が膠着しやすいが,時にある
戦場の凪
といった時間が懐かしい.
伏戦車が潜んでいるため双方動けない.
何もできないので,
「お茶を飲んだり」「反対側の戦線をボーっと眺めていたり」
そう言った時間は妙に実戦ぽくて好きではあった。
エイム
wowsのエイムはいい
エイムシステムの優秀さはwowsの好ポイントの一つ.
ターゲットに自動追従し,偏差を合わせるだけ.
「それもプレーヤスキルのうちだろ!」
いえいえ,これが目の疲れの軽減に大きく貢献しているのです!
とかいいつつ,wowsはwotにくらべてエイムによる差別化が難しいのも事実.
wowsの上級者同士はエイムに差がつかない.
プレーヤスキルのwotを取るか,目の疲れないwowsを取るか・・・
艦長育成
wowsは育成に上限がある
艦長スキルに関してはwowsは「上限あり」,wotは「無限」.
19ポイントまで育てるのは大変ではあるが,上限が設定されているのはなんとなくホッとする.
(wotでは4スキル持ち搭乗員とかいるからな・・・ボソッ)
wowsはスキルの選択肢が豊富?
wowsはスキルの選択肢がwotより多い.
これに関してはwowsは楽しめる,と最初は思っていた.
がしかし・・・である。
案外必須スキルは
一つに絞られて
くるもので,選択肢は多くてもだいたいみんな同じものを選んでいたり,
「どっちがいいのでしょうか?」と質問が多いスキルは
差が微妙すぎて,誰も答えられなかったり
あまりスキルで差はつかないな・・・と思う次第.
マップ
wotは三次元 wowsは二次元
wotは3次元の地形読みが欠かせない.
・なるべく高い所を押さえる
・稜線を利用して射線を切る
・丘の手前で潜む
なんてwot民には常識だろう.
wowsは海.上下方向の移動がなく,二次元での敵との会敵を意識するだけのwowsは
「ツマンネ」
と始めは感じていた.
が,しかしである.
wowsにも地形の有利不利はあるな・・・と感じる昨今.これに関しては別に記事を起こそう.
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