WOWSはゲームシステム上,大口径砲は貫通が優遇されており,ぜひとも頭に入れておきたいところだ.
ここではゲーム内でも大口径を誇る戦艦を紹介しよう.
(記事の情報は2018年10月4日の情報です.画像ⓒWargaming社)
1.大和 460mm (日Tier10)
日本ツリーの王者に君臨する,我らが戦艦大和.口径460mm.
敵に居るだけで巡洋艦に乗るプレーヤーの進軍を躊躇させる,Fleet in beingを具現化したような戦艦大和だが,攻撃力のみならず防御力も高い水準を誇る.
重量の問題で装甲と口径はトレードオフの関係にあるが,妥協が無かったのはエンジニア陣の努力に加え,アーク溶接の進歩が背景にあったとされる.
1.武蔵 460mm (日Tier9)
日本Tier9課金艦 武蔵.口径460mm.
いつか実装されるとは思っていたが,まさかTier9とは予想外・・・という人も多いのでは?
Tier9に下げられるにつれ,散布界が下がり,対空装備が戦争初期の水準に下げられるものの,460mm砲は脅威.
2.コンカラー 457mm (英Tier10)
イギリスTier10戦艦 コンカラー.口径457mm.
Wargaming設計の架空艦.名前は前級Lionの3番艦でキャンセルされた艦から貰う.
1920年代にイギリス王立海軍は457mm級の戦艦を建艦する計画を立てていたが,それをwargaming社が引っ張り出して生み出したのが本艦コンカラー.
3.レピュブリク 431mm (仏Tier10)
フランスTier10戦艦レピュブリク.431mm.
こちらもWargaming設計の架空艦.フランスは早期降伏してしまったため計画すらない.
3.グローサー・クルフュルスト 420mm (独Tier10)
ドイツTier10戦艦グローサー・クルフュルスト.口径420mm.
架空艦だが計画はあり,後述するTier9相当のH39艦の後継として模索されていたもの.
兵装を増加すると喫水が深くなり,北海での運用が難しくなる・・・が大西洋でのみ運用するならまぁいいか・・・というところで,戦艦の設計に当たっていたエンジニアはUボート部門などより重要な部門へ異動となったというのが史実.
4.フリードリヒ・デア・グローセ 420mm (独Tier9)
ビスマルクの後継艦として,キールまで完成していた本艦.Wargaming社によって完成.
ヒトラーは406mm以上の口径の戦艦を欲していたが,港湾の喫水の関係で最終的に406mmに落ち着いた.
「でもそんなのカンケーねぇっ」.wargaming社は何故か420mmの主砲を与える.
5.リオン 419mm (英Tier9)
1937年日本が第二次ロンドン軍縮条約に調印しなかったこため口径406mmの建艦が開始される.
設計時間短縮のため新規設計ではなく,基本設計を前級キングジョージVより踏襲.
設計開始時は35000tの条約制限は有効だったのだが,どうしても40000tは必要・・・と副砲を外したりカタパルトを撤去したりしている間に,条約が45000tに緩和.
しかしながらイギリスには45000tの戦艦を建造する造船所が無く,最終的に40000tで建造されることに.
しかし第二次世界大戦が勃発し,ドイツ軍に対する通商保護部門に資材が優先的に供給され建造が中断.未完成のまま1945年秋に廃棄.
ゲームでは口径419mmの砲を与えられる.
まとめ
本日はいかがだっただろうか?
46.0cm砲を第二次大戦時に実戦配備したのは結局日本だけで,ゲーム内でもその威力を存分に振るっている.
果たしてあなたは大口径というFleet in beingを使いこなせるだろうか?!
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